AEAJ認定資格のアロマブレンドセラピストコースが始まりました。
今回のコースは担当講師が小川と坂下先生の二人体制で贅沢な!授業です。
使用する精油も「これもあれば、あれもあれば」としているうちに、
ゆうに55種を超え、未だ増え続けています。
いつもの馴染みやすい精油の香りも、
ほんの少し混ぜ合わせる香りが今までと違うことで、
これ程ふくよかで奥行きのある、いわゆる「良い香り」になるのかと思わせます。
香りが重なりあって、なんとも言えない広がりと奥行きのある
素敵な香りに出会えたときの感動は、オーケストラの響きに例えることもできます。
相性が良さそうな4種類の組み合わせはカルテット(四重奏)。
例えば樹木系の中から4種選んでブレンドすれば、もうそれでカルテット。
バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの音の混じり会う楽しみがを感じられます。
定番のピアノ三重奏、(ピアノ、バイオリン、チェロ)は、
当校で人気のラベンダー、ゼラニウム、ローマンカモミールのブレンドに例えましょうか。
授業はいきなり最初からブレンドはせず、
改めてそれぞれの香りを確認するところから初めます。
ラベンダーってこういう香りだった!?
ローズってこんな風にも感じられる…。
音を確認するように香りを確認して、自分の感性に織り込んでいきます。
二人の講師が丁寧に導きます。
それから三重奏、四重奏と間違いの無い良い香りと言われる組み合わせに。
そして、少しずつ自分の感性のままに香りを選んでいきましょう。
実際には間違った香りの組み会わせなど無いのですが、
「良い香り」がなんなのか? を確認することが大切になります。
答えは一つではありません。
当校では香りを楽しみながら、
自分の感性の幅を広げていけるようなプログラムになっています。
良い香りを創るに当たって、それぞれ基本となるものをしっかり嗅ぎ分けられてこそ、
何十種もが組合わさった「オーケストラ」がきれいに響きます。
現在授業は半分程度進んで、
一つ一つの響きを確認しながらの三重奏、四重奏に入りつつあります。
次回からは生徒さんがオーケストラマスター、
あるいはオーケストラの指揮者に向かっていく授業に。
毎回、「難しいけど、それよりも楽しい」と集中力半端無い生徒さんの創る香りは、
確実に個々の個性が現れるようになっています。
最終回オーケストラがとても楽しみです