AEAJ東京講演会「第17回アロマテラピーシンポジューム」無事講演終了しました

カテゴリー: 講演・イベント


今回のシンポジュームお題は、

【アロマテラピーと一次予防を考える〜輝く明日のための「睡眠」〜】

でした。4番目の最後の講演で、医学、薬学関係の教授に雑じって、私の講演は異色だったかもしれません。

サロンでのアロマセラピートリートメントの経験はそろそろ20年目を迎えようとしていますが、自分の経験談は身近なところ、特にIFAやセラピストの授業で少しづつ水面の波紋のように生徒たちに広がりつつあると感じています。

けれど、同時にアロマセラピーが医療・介護関係の方に望まれている将来をひしひしと感じつつ、アロマセラピーが具体的な形になりにくいもどかしさも感じています。

ここ10年は、そのもどかしさは加速している気がします。

なのにアロマセラピー業界全体で「広く理解されるアロマセラピーの良さの説明力」が足りません。
足らない為に、形にならないもどかしさをセラピストたちが感じています。
私の生徒たち、卒業生もそうです。

特にセラピストになって数年以上ある程度の自信を持てきたアロマセラピスト達が多方面に目を向けたり相談を受けたりする機会が増えてきたころにそのような壁に行きあたります。

この壁の突破方法は一つではないと思いますし、私がセラピストになりたての20年前は途方もない壁に(ベルリンの壁より高く思えた。でもベルリンの壁も倒れた)思えたけれど、今、その壁は向こう側も見えつつある気がしています。

なので、このブログを読んでいて、同じように思っていたセラピスト達にお伝えしたいと思いますが、決して高くない壁なので、形にすることをあきらめないでください。

確かに形にしていくことは簡単ではないし、時間もかかることを私たちはやろうとしていますが、まったく不可能ではないと思えるまず何かをしましょう。

今回の私の発表はそれらの突破口のほんの一部になればいいと思って行った研究です。

この研究は2009年に行い、2010年のIFA総会日本代表として発表してからさらに4年たって雑誌に載り、その一年後にこのように発表させていただける機会を得ています。

「なんと気の長い」と思われるでしょうか。

しかし、この気の長い話を多くの方が一斉にあちらこちららで行うことで突破口は緩やかに、しかし確実に開けていくと確信しています。

私一人でないたくさんの方の協力が必要です。

今回のシンポジュームでもではありますが一貫して「セラピストとしてのホリスティックアロマセラピーの研究報告」をお伝えしました。

医療系の方のお話が続いたので、AEAJの会員さん中心のお客様に出来るだけ分かり易くトリートメントの魅力をお伝えしたつもりです。

多くの皆さんに響いてもらえてたら嬉しいのですが。

そして東京で聞けなかった方々のために、今回のシンポジューム講演と同内容を大阪(堺)でやることになりました。

日程:5月23日

小さな会場なので、27名限定です。

興味のある方はご予定ください。
詳しいこと決まり次第HPトップページでお知らせしていきます。

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